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大須賀淳
2025.1.22 18:03その他ニュース

これとケンカする気概はあるか?

日本国内が価値紊乱している間に、米国ではトランプの大統領就任式が行われました。

 

初日からパリ協定離脱やWHO脱退などバリバリ全開夜露死苦なトランプ先輩ですが、自分が一番インパクトを受けたのが、ホワイトハウスのWebサイトに掲載されている「公式」の肖像写真。

 

おそらく米国に限らず、こんな「メンチきってる」表情を公式写真にした国家元首は史上初ではないでしょうか?きっと、核ミサイル発射のボタンが入ったカバンには赤テープを巻いているんじゃないかと思います。

 

おうおう、あんまイキってんじゃねーぞ?調子こいてっと、コッチも先輩呼んでくっからな?

あ、すいませんごめんなさいまったくかないませんほんとすいません…。

 

残念ながら本邦は「国内最高権力」のセンパイに頼っても(むしろ、なおさら)、色々と牛耳ってるヤンキー(本来の意味)とケンカにすらなりません。

 

それどころか、本邦においては「保守本流」と「寄らば大樹の陰」さらに「対米従属」は同義であるかのごとき様相を呈しているのが現状です。

 

それは同時に「主体性の破棄」につながりますが、人間の自我というのは主体性を奪われると、自身の安全性を担保した上で、持て余した情動を発散する場所を探し始めます。

 

日本的キャンセル・カルチャーや皇室バッシングと、「真に自主独立できていない日本」というのは、関連というレベルではなく、完全に「一つの事象」です。

 

少なくとも、まずは気概と想像力の面からでも「トランプと正面切ってメンチ切れる」マインドを持って諸々に臨みたいと思う今日この頃!

大須賀淳

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